
前回とはまた違った
「インプラント矯正」についてご紹介したいと思います。
「先天性欠損」といって、生まれつき永久歯が生えてこない方がいます。通常、乳歯の下には永久歯が育っていて、永久歯が十分育つと乳歯は押され、グラグラして抜け、その後に永久歯が生えてきます。個人差はありますが、これは6歳〜13歳ごろの間に起こります。

しかしながら、下に
永久歯が育っていない場合は、大人になっても乳歯を使い続けなくてはなりません。
乳歯は歯根も短く、生涯を通して使うだけの耐性を兼ね備えてはおりません。隣や反対側の永久歯に押されて抜けてしまい、すき間ができて、
歯並びがガタガタになるケースが大変多く存在します。

この場合は、
矯正治療で元の正しい歯並びに矯正し、歯が欠損している部分にインプラントを埋入します。そうすることで、
正常なかみ合わせ、歯並びを取り戻すことが可能です。
この場合、インプラント埋入は全身の成長が止まる成人を目安に行われます。